弊社経営陣は、数十年に及ぶ長い経験と革新的な思考、経営能力に恵まれた多彩な陣容です。メリッサ・スミスCEOを筆頭に一丸となって、社の戦略的方向性を定め、重要事項遂行の確認、社員育成、そして包括的な企業文化醸成に邁進しています。

イノベーションの推進は、弊社のDNAに刻み込まれています。顧客企業が現在だけでなく将来的なニーズにも対応できるような、カスタマイズ可能で先進的なソリューションを他社に先駆けて提供しています。未来志向は弊社の戦略的投資にも現れていますが、同時に効率性の追求にも目を向けます。市場の機運をとらえて新たなビジネスパートナーを引き寄せ、既存の関係を拡張し、全世界に向けた業容発展と能力向上、製品の拡充を推進します。

メリッサ・スミス
会長、CEO兼社長

メリッサ・スミスは、1997年にWEXに入社し、グローバル・プレジデントやアメリカ大陸のプレジデントなど、さまざまなリーダーシップの役割を果たしてきました。2005年のWEX新規株式公開を主導。その後も、業容拡大や買収を通じて急成長していくのを牽引しました。2014年にCEO、そして2019年には会長に就任しました。

スミスの指揮下で年収は倍増し、2019年度は17億ドルに達しました。新型コロナのパンデミック中、スミスはWEXを2021年の予想収益18億ドル以上にまで成長させました。その間、スミスは事業の大幅な多角化を進め、主にアメリカを拠点とするフリート中心のビジネスから、14カ国にオフィスを構え、世界中に5,500人以上の従業員を抱えるグローバルエンタープライズへと成長させました。

メリッサ・スミスのリーダーシップや文化的な価値観は、メイン州の田舎町ウィンでの幼少時代から形成されました。2014年にはPYMNTS.comの「決済業界で最も革新的な女性賞」、そしてPaymentsSourceの「決済業界で最も影響力のある女性賞」の二つを同時受賞しています。

地域社会や非営利団体の活動にも積極的に参加しており、現在はメインヘルスの理事、そしてEquifaxの取締役も勤めています。スミスは1991年にメイン大学で経営学士号を取得し、2021年には名誉博士号を授与されました。

カルロス・キャリエド
最高執行責任者(国際担当)

カルロス・キャリエドは、2022年にWEXに最高執行責任者(国際担当)として入社し、米国外での戦略的成長の先頭に立ち、EMEA(欧州・中東・アフリカ)およびAPAC(アジア太平洋)市場を監督しています。20年以上にわたって、様々な国でイノベーションとデジタル変革の取り組みを通じてグローバルビジネス拡大を牽引してきた経験を持ち、国際担当最高執行責任者として、収益成長、販売、および顧客戦略に焦点を当てています。

WEXの一員となる前は、アメリカンエキスプレス社で欧州商業サービス担当GM(総括マネージャー)およびAmerican Express Bank of Russiaの会長を務めていました。アメリカンエキスプレス社在職中は、欧州、ロシア、カナダ、中南米を含む国際市場で商業サービスを管理する様々なポジションを勤めた経験があります。また、成長、スケーラビリティの向上、生産性の向上に焦点を当てた、市場横断的な最優良慣行を統合するグローバルカウンシルを率いました。それ以前はデロイト・コンサルティング社にアナリストとして勤めていました。

キャリエドはスタンフォード大学でMBAを取得しています。学士号はメキシコのInstituto Technológico de Estudios Superiores de Monterreyで取得しています。ロンドン在住。

ジェイ・ディアボーン
最高戦略責任者

ジェイ・ディアボーンは、2016年にWEXに入社し、2022年には最高戦略責任者に就任しました。組織全体で戦略と運用計画を推進し、発案から実行および統合、さらに政府関係や外部コミュニケーションを含むエンドツーエンドのM&A活動に責任を持っています。

WEXに在職中、徐々に責任ある役割を担うようになり、戦略担当VP、その後2017年からWEXエグゼクティブリーダーシップチームのメンバーとして、法人決済のプレジデントを務めました。

2016年1月にWEXに入社するまで、マッキンゼー社のプリンシパルとして、大西洋の両岸で公共団体や私企業のテクノロジー導入や長期的成長のためのプロセスデザインなど、戦略的方向性の決定と実施を支援しました。それ以前にはアメリカンエキスプレス社でマーチャント・マーケティングや法人戦略計画などを担当していました。

ペンシルベニア大学ウォートン校卒(学士、MBA)。タフツ大学フレッチャー・スクールで法律外交学修士号も取得しています。FocusMaineやUnited Wayでも活動しています。